法要用語

◆首座(しゅそ)

禅宗の修行僧のリーダーをさす役職名。六頭首(ろくちょうしゅ)の第一位。長老、第一座と尊称される。

◆五磬三拝

その言葉の通り御本尊様に五回の鐘の音に合わせ三回御拝をする事です。

◆首座入寺式

新しい住職が仏弟子を迎え修行に入るために寺に入る式。

◆本則配役行茶

修業期間(九十日)の各和尚様方の配役を請ける式。
また、修行中の心構えについて講義を受け、茶菓子を頂く式。

◆薬石(やくせき)

夕食。仏教教団では食事は正午までに限りそれ以降はしないのが原則でしたが、中国・日本に仏教が伝わると、空腹をしのぐ良薬として夕食を摂るようになる。

◆換菜(かんさい)

御馳走料。

◆晋山式

新しい住職が正式に山門をくぐり、その寺に入り、ご本尊様はじめ、御開山様や数多くの仏様、お祖師様方に新任の挨拶をされる式。

◆晋山開堂

新しい住職の決意と謝意を披露し、胸中を述べる式。

◆首座法戦式

首座が住職に代わり、禅の修行や悟りについての問答を交わす儀式。

◆檀信徒総供養

檀信徒各家のご先祖様のご供養をする法要。

◆設斎

年回の供養において、法要の読経などがつとまった後に、一同に会して食事をいただく席。
また当佛のみならず導師はじめ参列者に対する供養と称し、その一連の行いを法事とも呼び習わしている。